霜月
2007年11月

 先月はErillの手術&入院でバタバタとしたこともあり、ちょっと落ち着いた秋を過ごしたいということで久しぶりにコンサートに行きました。今日はブーニンのピアノリサイタルです。TarlinもErillもブーニン先生のコンサートは初めてということで、1985年のショパンコンクールで一大センセーショナルを巻き起こした力強いピアノを楽しみにしていました。
 演目は、
   ・J.S.バッハ 目覚めよと呼ぶ声あり BSV.645
   ・ベートーヴェン ピアノソナタ「悲愴」
   ・シューマン アラベスク
   ・ベートーヴェン ピアノソナタ「テンペスト」
   ・ショパン 舟歌
でした。 1曲目から非常に力がこもっており、額から大粒の汗が滴り落としながらの演奏でした。以前から、ブーニンの演奏をCD等で聴いていると、時折、「バン」という音が聞こえて来ていたのですが、今日、演奏を見て、その理由が分かりました。ペダルを踏むときの踏み込みが強いのと、足が大きいせいでしょうか、ペダルを踏むにとどまらず、床を踏み込んで大きな音を立てていたのです。
 ブーニンは、奥様も日本人で東京に在住しているとのこと、これからも演奏を聴く機会があればと思います。

2007年11月11日(日曜日) ブーニン先生を聴く