師走
           
         

2007年12月27日(木曜日) 久しぶりの佐渡第九

2007年12月29日(土曜日) 氷見鰤悲し

2007年12月

 料理がとても美味しいとの情報に惹かれて決めたのですが、本当に美味しかったです。温泉も小さいながら源泉掛け流しでゆっくりとくつろぐことが出来ました。このようなぬるま湯旅行を経験したら、もう、日帰りの荒行旅行は無理でしょう。Erillも賛同していますが、Tarlinは言いたいです。「Erill君、たとえ、日帰り荒行旅行であっても、君は、いつでも好きなときに、お眠り世界に入れるのだから、全然、荒行ではないのでは?」と。
 それは、さておき、本来の目的である「海に浮かぶ立山連峰」は、これは、天気予報で最初から諦めていました。 これまでの勝率自体が1割を切っていますので。これくらいではショックを受けません。打たれ強くなりました。 次に「氷見鰤」ですが、これは大ショックです。無いのです。氷見に氷見鰤が・・・ 氷見に氷見鰤がなければどこで手に入るのでしょうか? 入るわけありません・・・(T T) 昨年、買った魚屋さんに行ったところ、何でも、今年は全然水揚げが無いそうなのです。 魚屋のおばちゃん曰く、「10万円持ってきたら、何とか手に入れてあげる・・・」と。 クスン。 魚屋さんにきていた地元のおばあちゃんも「今年は、淋しい正月や・・・はぁ・・・」と嘆いておられたのが胸が痛みました。 所詮、我々は強欲な食欲だけで手に入れたいだけですが、地元のおばあちゃんにすれば、正月に氷見の鰤がないというのは、きっと、それだけで、いつもと違った悲しい正月なのでしょう。
 氷見鰤は手に入りませんでしたが、今年はその代わりに「メジマグロ」が豊漁とのことで、少し買って帰りました。 あと、能登中島という町で、能登牡蠣を食しました。見てください。炭火の上で、牡蠣が焼けるのを「今か、今か」と手ぐすねを引いて待っているErillの姿を

2007年12月24日(月曜日) クリスマスパーティ

 昨年までのTarlinは仕事の関係で福井にいたり、東舞鶴にいたりで落ち着かなかったのですが、今年は、久しぶりにゆっくりとした年末でした。そこで、ご無沙汰していた年末の恒例行事「佐渡裕さんの第九交響曲」を3年ぶりに聴きに行ってきました。
 実は、この日は、年末と言うことで、気張って仕事をしても仕方ないし、身体も心も年末モードに切り替えて、ゆるゆると残務整理などをしながら定時になれば、速攻で「お先に失礼」と会社を出ようとしていました。しかし、その目論見は前日から崩れていました。前日は日帰り出張だったのですが、な、な、なんと、ハプニングがあり、日帰り出来ずに、それどころか、翌日まで仕事を残してしまったのです。ふ・ふ・不覚っ! それでも、なんとか仕事を終え、公演に間に合うぎりぎりの高速バスに乗り込みました。ほっと息をついたわけですが、弱り目に祟り目とはこのことで、順調に走っていたバスが、阪神高速道路で渋滞につかまってしまったのです。イライライライライライライラ・・・・ をつのらせていたのですが、なんとか、公演には間に合いました。

 さて、本日のお座席ですが、我々の定番。佐渡さんの汗を浴びましょう席「A列20・21番」です。・・・気のせいかもしれませんが、今日は、例年よりも、指揮台が客席に迫り出しているようでした。 演奏の方は、何と言ってもバリトンのキュウ・ウォン・ハンさんが最高でした。合唱が始まる出だしの部分・・・気品と艶のある声は、今まで聴いた第九の中で最も素敵でした。 合唱も、いつものことながら、京都・バッハ・アカデミーの方々の素晴らしい歌声に酔いしれることができました。演奏終了後も、鳴りやまない拍手は合唱団員の方が退場されるまで続いていました。
 ところで、「やっぱり、汗は浴びたの?」ということですが、額からはポタポタと汗を滴り落とされていましたが、振り返りアクションが少なくなったためか、我々の座席へのシャワーは殆どありませんでした。
 やはり、年末に第九を聴くと、「あぁ、今年ももう終わりなんだぁ」と感慨に浸ることができますね。

 パーティの途中では、思いもかけずプレゼントまでいただきました。 プレゼントは、「のだめカンタービレ」のムックとピアノ型クリップ。 これは、Erill に早く手を治してピアノを弾けとのお達しでしょうか。 相変わらず、Tarlin家では、のだめカンタービレに盛り上がっている(新春にヨーロッパ編の特別番組があるとかで・・・)ので、タイムリーなプレゼントでした。

 今日は、クリスマス・イブです。 クリスマス・イブと言えば、そう、パーティーです!! Tarlin姉のお家で賑々しく行いました。 今年は、Erillが手のリハビリ中と言うことで戦力にならないことから、Tarlin家からは、景気づけのシャンパンとクリスマスケーキを提供しました。

 思い返すと、今年もいろいろありましたが、健康の大切さを実感した一年でした。 来年は、健康に気をつけいい一年にしたいと思います。

 「海に浮かぶ立山連峰を見て、氷見鰤を食らう」という趣旨で毎年行っている旅行を今年も行きました。 しかしTarlinも、よる年並みには勝てず、日帰りで能登半島まで行って帰ってくるという荒行に自信をなくしていたので、今年は、一泊コースとしました。 最初は、「旅館で美味しい氷見鰤を食べよう」とヨダレを垂らしつつ氷見周辺の旅館を探したのですが、どこも満室だったので、氷見から比較的近い和倉温泉に宿を求めました。 泊まったのは、「旅亭はまなす」というこぢんまりとした旅館です。