今日は、Tarlinの会社の交流会行事で、大阪四季劇場で「オペラ座の怪人」を観に行ってきました。オペラ座の怪人は、2003年3月2日に京都劇場での千秋楽チケットが当選して観て以来、5年ぶりです。劇団四季の楽しみ方の一つに、少し期間を空けてから見に行くと、それまでは、アンサンブルを演じていた方が、いつの間にか主役を演じられてたりするところを観ることがあります。それでは、ちょっと5年前と今回の配役を見比べてみましょう。
【2003年当時】
・・・後日談
ErillがTarlin義兄にお礼を言うために電話して、感想として「深刻な内容でした。」と伝えると、Tarlin義兄もぽつりと一言・・・「こちらも、深刻な内容でした。」と。 負けちゃったのね。
TalinとErillそして、Tarlin母の3人は、ゴールデンウィークで混み合う京都を目指しました。京都劇場はワインが飲めるので Tarlinはお気に入りです。でも少し、女性トイレが少ないようで、Erill達は大変そう。舞台の方ですが・・・ Erillは映画では観たことがあったそうですが、Tarlinは初めてです。 移民問題が赤裸々に綴られたこんなに重たいテーマとは知りませんでした。しかし、やはりそこはブロードウェイのミュージカル。踊りと音楽はとても楽しめるものでした。特に、マリア役の花田えりかさんの歌声は素晴らしかったです。透き通った中にも、切ない気持ちが込められたとても素敵な声でした。今月の初めに観た「オペラ座の怪人」もそうでしたが、終末がとても悲しいので、カーテンコールが、音楽もなく、とても静かに流れていくのがなんとなく悲しかったのでした。
こうして西行庵まで行くのですが、この間、全く「さ・く・ら」なるものにお目にかかることはできません。ひたすら深緑の杉林って感じです。しかも、昨日降った雨のせいで山道もぬかるんでいて、はっきり言って、高度が上がるにつれてテンションは低下していくという悲しい思いをしていたのですが、しかしです、 西行庵の近くまで来ると、ぱぁっと、目の前が今までの緑色と全くちがった、晴れやかな彩りが目に入ってきます。
この展望台は、桜の中に降りれるようになって、満開の桜の下でレジャーシートを広げてしばし休憩。 Erill などは、くぅくぅと眠りに入ってしまいました。なんとも贅沢な空間でした。
【今回】
さらに山を下っていくと、分水神社があります。その境内では立派な老巨木が見事な花を咲かせていました。このあとは、ひたすら下るばかりでしたが、途中、吉野と言えば・・・「葛」です。「葛」と言えば、「葛きり」です。(毎度のパターンですね) と言うことで、「花錦」というお店に入って葛きりを頂きました。やはり、本葛で作られた葛きりは腰があって大変美味しかったです。黒糖タレに生姜が隠し味になっているのも絶妙にあっていました。
吉野の桜はほとんどが山桜なので、京都の寺社に多い、ソメイヨシノのような華やかさはありませんが、その分落ち着いた軟らかい色彩で、目に甘く感じる桜色の世界が広がっています。また、谷に迫り出した枝から咲く桜が、背景の杉林に映える姿も、他では見ることのできない美しいものでした。この桃源郷のような景色の中で、ぶらぶらと散策しつつ時を過ごし、少し早い目のお昼ご飯を食べました。お昼ご飯は、駅前で買った吉野の名物「柿の葉寿司」と、食後のデザートの桜餅。
今回の怪人は佐野さんで、素晴らしい歌声に聴き惚れましたが、5年前はアンサンブルを演じておられたのですね。5年前でもラウル役はされていたそうですが、この辺が四季の層の厚さでしょうか。また、今回のダーエ役を演じた苫田さんは身体がとても小柄な方でしたが、とても声量があり澄んだ歌声でした。2005年に四季に入られたそうなのですがこれからが楽しみです。
あとはひたすら下山して帰途につきました。 今年最後のお花見。移ろいゆく季節を楽しむことができました。
西行庵を後にした我々は、このあと、奥千本口に戻り、上千本、中千本と吉野山を歩いて下っていきました。その途中、上千本にある高城山の展望台に登ってみました。すると、奥千本とは全く違った、晴れやかな風景が広がっていました。
新潟のお酒、その名も「雪の幻」です。 合格祝いにぴったりです。 Erill が冷めた目で「どこが?」などとのたまっていますが・・・。 阪神百貨店で、色々と試飲させられた挙げ句、「これは、試飲していただくことはできませんが、3年ぶりに入荷した逸品なんですよ〜」という甘い文句に連れられて、「まぁ、合格祝いだから・・・」とついつい買ってしまったお酒です。 お味は確かに絶品でした。
(Talin姉、Tarlin義兄同意済) しかし、姪っ子が喜んでくれなかったことは残念でした。 うーん、「叔父の心、姪知らず」とはこのことです。 まぁ、何はともあれ、恒例のすきやきパーティは大盛会に終わりめでたしめでたしでした。
毎年、年1回、Tarlin家とTarlin姉家はすきやきパーティなるものを催しています。 いつもなら、お正月頃なのですが、今年は、姪っ子の高校受験があったため、「パーティどころでは無かろう・・・」、「麩(負)が入いるのはよろしくなかろう」、「糸こんにゃくは滑るし・・・」などと言って延び延びになっていました。 それはともかく、めでたく志望校に合格できたこともあり、本日、堂々の開催とあいなったわけです。 そこで、やさしいTarlinは、可愛い姪っ子を祝福するために、清水の舞台から飛び降りるつもりでお酒をプレゼントしたのでした。それが、これです。 じゃじゃーーん
本当は、今日はゴールデンウィークに沸き立つ世間を斜めに見ながら、お家でのんびりする予定だったのですが、Tarlin姉家より劇団四季の「ウェストサイドストーリー」のチケット3枚が舞い降りてきたのでした。何でも、姉上一家、急遽、甲子園球場での阪神戦のチケットがご近所より舞い降りてきたので、自らの四季のチケットを、我々に回してくれたのでした。、
実は今日、Erillは親戚(実家のある徳島)の結婚式に行く予定だったのですが、2週間ほど前に開始時刻が早まってしまって、間に合わないため行けなくなってしまっていたのでありました。そこで、そんなErillを慰めるためにお花見をしようということになりました。といっても、もう4月も下旬で、京都・奈良の有名処は既に葉桜です。 でも大丈夫。我々には吉野があります。吉野は、下千本・中千本・上千本、そして奥千本と桜のベルトが出来ており、4月いっぱいいつでも楽しめます。そして今日4月20日は、そろそろ奥千本が見頃になってくる頃なのです。さて、近鉄電車で終点の吉野駅に着いた後は、とりあえずバスで中千本、奥千本口まで移動します。そして奥千本口から金峰神社を越えてからは、ひたすら山道歩行となります。